当社は、塗装の黎明期にあった大正3年に創業、以来塗装用刷毛の製造開発に携わって参りました。この間、専門メーカーとして研鑽に励み、今や塗装用品の総合商社へと発展、さらに世界でも例を見ないペインティングのトータル・システム・メーカーとして高い評価をいただいております。

また、国際化の推進にもいち早く取組、海外事業とのバランス経営により安定供給とコスト削減に努めてまいりました。

業界全体が構造的変化という困難に直面している今日、トータル・システム・メーカーとして我が社に課せられた役割と期待は非常に重いものがあると自負しております。

そのような役割を積極的に果たすべく、商品開発から販売、アフターサービスに至るまで一貫した体制づくりにグループを挙げて取り組み、新たな需要や用途を自ら開拓するとともに、お客様・市場の真のご要望に沿ったソリューションのご提案ができる様、日々努力を重ねていかなければならないと考えております。

「塗る」ということに携わって一世紀にわたる実績と、ユーザーの皆様からの厚いご信頼、そしてフレキシブルな若い感性。マルテー大塚は、持てる企業リソースをフルに活用して、今後とも社会のお役に立つ企業になるべく努力を続けてまいります。

取締役社長　脇 伸一郎